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舒脳益の研究開発に協力された台湾大学医学部附属病院の孫安迪博士は、免疫学における世界的権威です。その免疫学の観点から「漢方と免疫」に着目して、舒脳益の臨床・研究開発に全面的に協力されて、脳卒中、動脈硬化、高血圧を予防、改善し、脳卒中の後遺症を改善する複合漢方薬「舒脳益」(ジノウエキ)が完成しました。そこで、孫安迪博士に「漢方と免疫」から「舒脳益はなぜ効くのか」までをお聞きしました―。
 


●生年月日 1953年11月23日
●学   歴 台湾大学微生物研究所免疫組 免疫学博士号取得
台湾大学医学院歯医学部卒業
●現   職 台湾大学付属病院口腔内科主任
世新大学ITセンター教授
天津医科大学、湖北中医学院
上海中医薬大学客員教授
●職   歴 台湾大学付属病院口腔内科医長
台湾大学医学院準教授
輔仁大学食品栄養部準教授 など
 
漢方では治療理念として局所的な疾病であっても、その部分だけをみるのではなく、その病気を体全体の歪みととらえ、まずそれを正常な状態に戻すことを重視します。つまり体全体の正気を高めることで、邪気である病気を正すことです。この正気とは、西洋医学がやっとこの100年くらい前に理解できた免疫なのです。

これまで西洋医学は科学的に解明された薬や治療しか行ってきませんでした。薬はほとんど自然から得られるものではありません。化学合成されたもので、実験によって試験管での効果が、そのまま 病気に対して有効であると科学的に解明された「効く薬」を開発することに全力を傾けてきました。

その薬は「有効な物質」として体内に残る必要があります。いわば「異物」として残り、あらかじめ作用が分かっているので、消化吸収などで変化してはいけないのです。消化吸収されないので残留物質として残り、体には副作用という化学変化を起こすものもあります。

漢方の生薬は自然界にあるもの、口に入るものとして食べ物と同じレベルで考えられています。ですから体内に入れば消化吸収によって変化し、栄養分ともなるのです。たとえば食べ物の中にあるタンパク質は体内で消化、分解されてアミノ酸になります。アミノ酸のグルタミンという成分が体の機能に流れ込んで作用します。血液中に流れ込むことで白血球のリンパ球を増殖させる効果もあり、免疫力を高める作用に寄与しています。

このように食べ物の一種である生薬は、体に入って一部が変化して免疫力を高め、体全体に作用するのです。ですから生薬というのは試験管の中の有効性というのは、あまり意味がありません。体の中に入って、初めて有効な作用、働きをするのです 。

現在、西洋医学が壁に突き当たっている難病、たとえばガン、エイズの治療とか、原因不明とされている高血圧などの慢性病などに、漢方療法が効果を上げている例があります。それは病気だけを見るのではなく、病人を診る、つまり免疫力を高めて自然治癒力によって体全体から治療をしていくという効果に、西洋医学が注目しているのです。

アメリカでは、 1992年に国立研究所の中に代替医学局が設立されました。漢方医療を中心に免疫療法、薬効食品、食事療法、サプリメントなどを医療に取り入れる研究を始め、現在では医療現場に生かされています。これは、西洋医学には莫大な研究費用がかかり、治療費用が高い、診断に時間がかかる、慢性病にはあまり効果がない、西洋医学で科学的に解明されていない難病にはお手上げである、副作用の問題などの反省があるようです。

けれども最大の目的は、病気を治療する大前提は「免疫力」であることが分かったことでしょう。西洋医学の薬には体全体の免疫力を高めるというものはありません。漢方医学は2000年前から体全体の免疫力を高めることを治療の大前提としており、そこに「漢方と免疫」が見直され、注目されている理由があるのでしょう。
「聖医は末病を治す」というのが漢方では最高の名医という考え方があります。つまり「末病先防」の考え方で、「未だ病にあらざる状態」から病気を防ぐ対策を立て、健康な体を保つということです。

末病 とは文字通り病気になっていない状態のことですから、西洋医学では対処のしようがないのです。少し体調を崩して病院にいっても「病気」が発見されなければ「どこも悪くない」といわれるだけです。たとえば病原菌が入ったとか、腫瘍ができたとか、血管が詰まった、糖が出たなどの異常が発生したときが「病気」で、それらの病態を取り除く治療をします。

漢方医学は病気の原因は体のバランスを崩した状態を問題とします。この状態ですと病原菌が入りやすい、腫瘍ができやすい、血流が悪くなりやすいなどから病気になっていく。そのバランスを崩した状態を正して病気になる前から正していく「末病先防」を大切にしています。

たとえば脳卒中は血の巡りが悪くなることから端を発し、 動脈硬化、高血圧へと進んでいきます。漢方医学では漢方薬によって血を防ぐ治療を行い、未然に病気を防いだり、改善していくという考え方です。

西洋医学では健康と病気は二律背反ととらえられています。病気でなければ健康体、健康体でなければ病気ということです。病気と健康を線引きしないと治療を行えません。

漢方医学は病気と健康は連結していて、病気でなくとも健康状態には高い状態から低い状態まであり、低い状態は体のバランスを崩しつつあり、免疫力が弱まっている状態で、この状態が病気になるという連続的な見方をするのです。この状態から病気を見つめて治療するのです。

そもそも、この世に完全な「健康体」というのはない。完全な健康状態を「大極」といいますが、こうした完全な健康体の人は神様しかいないというのが漢方の考え方です。そこに限りなく近づいていこうというのが漢方医学です。つまり、少なくとも未病の状態を続けるためには、病気になる前に防ぎ、治すという「未病先防」で、西洋医学が今後の大きな課題としている「予防医学」を、漢方医学は2000年前から考え、実践していたのです。
脳卒中、動脈硬化、高血圧、脳卒中の後遺症の改善のために、舒脳益は漢方生薬だけでつくられた複合漢方薬です。漢方医学は西洋医学のように身体の部分部分を診て、細胞の各所に向けた治療法ではなく、身体全体のバランスを診て、免疫力を高めて症状を改善していく治療法です。副作用もなく、身体にやさしく治療していくことができます。

ただ一つ舒脳益の欠点を挙げるとすれば、少し酸味があり苦味があることです。 これは、主成分のキレンに含まれている苦味のあるグルチン、グルトサイド、ダルチゲナールなどによるものです。けれども、昔から「良薬は口に苦し」といわれるように、体調に合わせて少しづつ慣らしてみると良いでしょう。

「脳卒中」(脳血管疾患)は、ガン、心臓病と共に世界三大死因とされ、死に至らなくとも後遺症が残る確率が高い難病です。さらに治療は患者のみならず、家族にも大きな負担となっています。このため脳卒中をはじめ、その原因となる高血圧、動脈硬化などの治療や予防は世界各国で重視され、西洋医学、中国(漢方)医学を問わず、日々研究が進められています。

特に近年、これらの脳血管疾患治療における漢方医学の優れた成果が注目され、中でも「舒脳益」は国際医薬テクノロジー技術博覧会で世界中の医薬業界関係者から、脳血管疾患治療への「新しい希望」と高く評価されました。

「キレン」を主成分に10種類の漢方生薬を配合して研究開発された舒脳益は、脳血管疾患の後遺症を持つ患者に対する臨床試験で、特に効果が高いという結果を得ています。また、高脂血症、動脈効果の臨床試験においても高い効果が実証され、毒性試験もパスしています。 西洋医学の現場で使用される化学薬品は構造上、長期間服用すると耐性が生じ、服用をとめられなくなってしまう場合があります。

それに較べて、生薬による治療効果は決して劣りません。また、自然植物を使用しているため副作用も少なく、安心して服用できるのです。世界では「植物医薬」「補助的医薬」として臨床で使用している国もあります。

近年の医学の進歩により、脳疾患の死亡率は以前に比べかなり減少しましたが、やはり予防が重要課題といわれています。血流障害が元で起こる様々な病気(脳卒中、高血圧、動脈硬化)の予防に、また脳卒中による後遺症の治療薬として、私は舒脳益を服用されることをおすすめします。
 
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