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疫増強作用
脾臓重量、血清抗体濃度、
体液性免疫の低減を抑制。

血栓形成抑制・血流回復作用
血栓形成の抑制率は51.4%。
同時に血流回復作用も働く。
降圧・血管拡張作用
毛細血管を拡張させ、外部刺激による血管の収縮反応を防止。

抗ウィルス作用
単純疱疹ウイルスに対して抑制作用が働く。

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 日本ではまだあまり知られていませんが、中国では草(キレンソウ)という名で親しまれており、古くから民間療法としてさまざまな症状に使用されてきました。なかでも、もっとも広く知られるのがその降圧作用です。
  そのほか、中国ではリウマチ、動脈硬化の予防、筋骨の痛み、肝炎、手足の麻痺などの緩和にも用いられています。

 キレンソウは文献などにも以下のようにも紹介されています。

キレンソウ
 中国名:
 日本名:メナモミ
 キク科・一年草 山野荒草地や潅木林に生成する

李時珍(医者・博物学者)著 1596年〈万暦24年〉刊行
中国でもっとも代表的かつ包括的な薬草に関する書物
[1] 辛く苦いが、無毒である
[2] 肝臓・腎臓疾患、四肢麻痺、骨や膝の痛み、痛風などの疾病を治療
[3] 五臓機能の活性化、育毛促進、冷え性などにも効果あり
[4] 「効力溢れる処方箋」

薬草、薬品などの安全性・有効性の保護を目的とした中国の法典
[1] 四肢麻痺、半身不随、脳卒中、脳梗塞の後遺症
[2] 筋骨の痛み、リウマチ性関節炎
[3] リウマチ性心臓病
                などに効果あり


 草(キレンソウ)はキク科に属する一年草で、野山に自生しています。この薬草を乾燥させて生薬となったのが「(キレン)」です。
 は漢方では古くから「風湿を去る、筋骨を利す、血圧を降ろす」(『傷寒論雑病論』)という作用が知られており、降圧作用、抗血栓、循環機能の調節など効果の高い生薬として有名です。
 明代に記された薬草学の専門書である李時珍の著書『本草網目』には、に関して、「辛く苦いが、無毒である」とした上で、その効能について著書の中の「蜀人単服猪法」(猪の別名)で、「肝臓、腎臓疾病、四肢麻痺、骨痛、膝の痛み、痛風などの諸疾病を治療する」としています。そして「五臓六腑の機能の活性化、育成促進、冷え性などに効果があり、効力溢れる」と記されています。
 薬効と薬理の詳細として、「の水浸液には血圧降下作用があるといわれている。は高血圧、手足の麻痺、筋骨の疼痛、出きもの、肝炎などに使用され、根はリウマチの痛み、運動の麻痺、頭痛、やけど、こしけなどに用いられる」と記されています。
 また古典的な薬草書である『神農本草経』にはに関して、「痺を去り、熱を除き、永らく服用すると身が軽くなり、老いに耐えられる」という言葉があり、風を治すにはを用いるとあります。
 それほど古くから、は風痺、つまり中風(脳卒中)による機能麻痺、後遺症に用いられており、中風の妙薬が登場するもととなったのです。
 以上のような作用。薬理、薬効を西洋医学的にまとめてみますと、次のようになります。
 @免疫増進作用・脾臓重量、血清抗体増強、液体性免疫の低減を抑制。
 A降圧、血管拡張作用・毛細血管を拡張させ、外部刺激による血管の収縮反応を防止。
 B血栓形成、血流回復作用・血栓形成の抑制作用は高く、同時に血液の回復作用も働く。
 C抗ウィルス作用・単純疱疹ウィルスに対する抑制効果が維持できる。


 舒脳益の主成分であるキレンソウをはじめ9種類の薬草は、主に「薬草の宝庫」と呼ばれる長白山の麓から採取されています。長白山は「広辞苑」に「中国東北部と朝鮮の境にそびえる火山で、松花江(ショウカコウ)・豆満江(トマンコウ)と鴨緑江(アムノッカン)との中間にある長白山脈の主峰。海抜2,744メートル。朝鮮では白頭山(ペクドサン)と呼ぶ」と記されています。
 中国には約6,000種の薬草があるといわれており、長白山にはそのうちの約1,300種もの薬草が自生しているといわれています。現在は国家管理となっており、許可なしの入山は禁じられています。それほど良質な薬草が自生しているということです。
 良質な薬草が育つ秘密は、その土地と生育環境に隠されています。長白山はかつて活火山で、火山灰に覆われていました。そのため、土質にはゲルマニウムやセレン、マンガンなど20種類以上の微量元素が含まれています。これらは人体に欠かせない物質であり、体質改善、老化防止、疲労回復などに大変有効であるとされています。
 また、冬が長く夏が短い極寒の自然環境は、1年の半分以上、山脈を厚い雪で覆いつくします。この厳しい自然環境下での休眠期間こそが、栄養価の高い薬草を生む要因とされています。環境の厳しい気候で育った植物は、温暖地で育った植物の2〜3倍の薬効成分をもっているという報告もあります。
 土壌のほか、そこに集まる水にも新しい発見がありました。長白山には「天池」という火山湖があります(写真)。その水には多種類の微量元素が含まれていることで有名です。そして、朝鮮人参酒をつくるため、天池の水で醸造したお酒に長年乾燥させた生薬人参をつけておいたところ、その人参が発芽したという話があります。これは、その水に植物の細胞を活性化させる成分が含まれていることを示しています。実際、長白山の水や朝鮮人参を毎日摂っている村の人々は、他の地域に住む人達よりはるかに長生きで、「長寿の村」として知られています。
 これらの地質、水質、気候風土が複合的に作用しあい、薬効成分の高い植物が生まれます。「薬草の宝庫」「漢方の故郷」−長白山はこのような代名詞で世界的にも有名になり、これまで数多くの医師や研究者がその地を訪れています。
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